2005年9月28日
3年間、大阪に住んでいたことがあります。
大阪の方は、東京弁(あちらでは標準語のことを東京弁と言います)を喋る私に、
とても親切にしてくれました。
道端で道を尋ねると「自分もそっち方向へ行くところなので、一緒に行きましょう」と、
(いう旨を大阪弁でおっしゃって)道案内をして頂いたことが何度もありました。
大阪に住んで兵庫へ通っていたせいか、
私の大阪生活1年目が阪神がリーグ優勝した年だったせいか、
とにかく阪神タイガース熱が凄かったことを覚えています。
彼らは電車の中でも六甲おろし。
夜0時過ぎの梅田駅で六甲おろしを歌っているファンを見たときには、
軽く危機を感じて「早くうちに帰ろう」と思いました。
2003年、18年ぶりのリーグ優勝。
御堂筋パレードの日は、熱狂的な大阪人たちの熱を冷ますためか、雨が降りました。
嬉しさのあまりファンが道頓堀に色々なものを投げ込みました。
中には自分自身を投げ込んだ人も・・・。
その印象が強烈過ぎて、今でも私の中では阪神ファン=道頓堀と刷り込まれています。
そういえば、アパートの近くのスポーツ用品店には
『阪神が勝った翌日2割引』という手書きポスターが貼ってありました。
ちなみに、大阪で仲良くなった友人のおうちの家紋は、
阪神タイガースのエンブレム(あのトラ)なのだそうです。
地元球団の愛し方が情熱的というか・・・ちょっと衝撃的でした。
さて前置きが長くなりましたが、
大阪のソウルフードといったら、やはり『粉物(こなもん)』です。
私も何度となくお世話になりました。
今でも大好きでよく作っているものがあります。
それは『キャベツ焼き』。
卵と小麦粉とだしを水で溶いたものに、千切りにしたキャベツを投入 → 裏表焼くだけ。
ソース&マヨネーズ&かつおぶしで食します。
詳しい作り方はネット上でも紹介されているので、気になった方は探してみてください。
何しろキャベツさえあれば出来るので(もし卵がなければ入れなくてもいいのです)、
材料や作る気力がない日にとってもオススメです。
やる気がなくて千切りが少々粗くなっても大丈夫。
芯も細かく刻んで投入です。
私は、あればひき肉やチーズ、ベビースターなんかをトッピングしたりします。
でも、キャベツだけでもおいしいのですよ。
まだ体験されていない方は是非!ご体験くださいませ。